高校演劇を観た

教え子Hが地区大会を勝って

市の中央大会に出るというので

とても久しぶりに

テアトルフォンテに行ってきた。

かつては、ここの附属劇団を作ろう!

のワークショップに参加して

そのまま作ってしまい

稽古に勤しみ

2回の公演をした。

ここで高校演劇がある時に

舞台袖でスタッフとしてサポートしたことも。

 

だけど、生で高校演劇観るのは初めてだった。

岸根高校。

視覚障害の女子演劇部員にまつわるお話。

すごいとおもった。

センシティブな問題に正面から取り組み

部員みんながぶつかりながら

「フツウって何?」って

観客にも突きつけてくる。

視覚障害をもつアイが

ともすると暗くなったりわざとらしくなったりしがちだけど

役者の力量でものすごく自然に存在している。

コメディエンヌの雰囲気もあり

重さや繊細さの中に

軽さを出すこともできている。

教え子ホナも

彼女らしい「下の子」っぽさを出しつつも

中学の時よりも何倍も

魅力的な素敵な役者になっていた。

すごいな、高校生。

高校演劇。すてき。

演劇が好きな人が

こうやってどんどん増えていくといいな。