終了

終わった。

3年間が。

主任としての2年間が。

サイクルに乗っかった私の教員生活が。

 

 

卒業までの日々は

ものすごく辛くて傷つくことも多くて

だけど生徒は最高で

予行で盛り上がり過ぎたけど

本番の卒業式もきちんと厳かに執り行い

夜の打ち上げでは色んな人に労ってもらった。

 

 

そして、次年度が始動する。

私は『国際教室担当』で

だけど初めの話では、それだけやればいいよ、

だったのに

蓋を開けてみたら

英語の授業も持つし、所属学年もあるし

なんか話が違うけど

 

ま、いっか。

確実に今までよりは

楽になるんだし。

 

あと4年で終わる。

気楽に行きたいな。

3月

あっという間に三月。

月から金まで登校するのは

今週が最後だ。

一つ一つを大切に行こうと思う。

私にとっても

最後かもしれないから。

ずっとずっと続いていた3年間のサイクルが

終わる日が来ることは

知ってはいたけど実感はない。

 

 

結婚して子供が産まれて

父が亡くなって

子育てして

転勤して、また転勤して

演劇部を持ち始めて

週末、部活やるようになって

長男が結婚して

次男が二度仕事変えて

コロナになって

母が認知症になって

次男がニートになって

長男が別居して

母が施設に入って

次男が再就職して

それから

それから

 

今。

 

 

もうすぐガラリと変わる。色んなこと。

それが楽しみでもある。

とにかく何がどう変わっても

楽しく生きてやるんだ。

2月も終わる

2024年が、明けてから早い。

中3はすでに授業は終わり、受験も全て終わり

今は結果まち。

先週は、雨の中、卒業遠足@読売ランド。

卒業式の練習も始まった。

始まる前は、

学年スタッフの連携のなさに

絶望を感じていたが

流石にそこはなんとかなった。ありがたい。

とにかくこの壮絶な日々がようやく終わる。

あと少し。

最後の1日まで、倒れずに終わりたい。

 

ジュニアコンテスト

年末恒例、横浜の中学演劇、冬の陣は

南北の創作劇発表会か既成作品のジュニコン

どちらかを選ぶ。

私は

余程クオリティの高い創作ができたら

そっちに出るけど

大抵そうではないので

ジュニコンに出る。

創作大会は一度しか経験がない。

 

今回は、久しぶりに棄権校がなかったので

13校。しかも全部観ることができた。

やっぱりたくさん観るのはいい。

勉強になる。観ただけでも経験値になる。

 

 

そして結果は

13校中上位4校。優秀賞を獲得。

最優秀賞は、西本郷。うん。納得。

ジュニコンだけは

まだ一位になったことがないから

あと四年の中で一回だけでいいから

てっぺんに立ってみたいなぁ。

まぁ、優秀賞だって

(レベルの高いコンテストだから)

ものすごい価値があるんだけれど。

 

 

次は何をやろうかなぁって思える自分に

ホッとする。

あけましておめでとう、からの、地震

なんていう新年だ。

震度7

どんな一年になるのだろう。

 

 

だけど、個人的にはこれからの一年は

上向きが約束されている。

まず、4月からは仕事の負担は確実に軽くなる。

次に、家族のゴタゴタが絶対に収束に向かう。

これだけでもうストレスから解放されるはず。

なのだ。

 

 

そして、思うことがもう一つ。

 

 

暮れに思ったの。

私はずっと幸せだったんだと。

確かに色々あるし、苦しい出来事もあるけど

ずっと人に恵まれてた。

例えば母。

実母は勿論、義母の思い出が多すぎる。

今日行った初詣だって

いつも義母が帰りの参道で

「甘酒好きだったよね」って買ってくれたのを

切なく思い出した。で、買って飲んだ。

 

 

だからね、

例えば目の前にお母さんをなくした子がいたら

私には二人もいたのに一人もいない子がいたら

私はその子に

お母さんにはなれなくても

温かい空気をあげる。

 

 

新しい年の初めに

そんなふうに思う。

優しくなりたい。

温かくなりたい。

 

そう、決めたんだ。

 

 

 

一年ぶりに、大磯へ

去年の今くらいに、

施設を出たり入ったりし始めた母を連れて、

妹と三人で大磯プリンスに一泊した。

春には横浜ローズホテル

で、今回三度目の三人での一泊旅行を敢行。

 

 

本格的に特養に入所してからは

母に会えるのは一週間に一度の

30分の面会のみ。

久しぶりに長い時間一緒にいてわかったのは

変わったところと変わらないところ。

認知症になって少しずついろんなこと忘れて

うとうとする時間もすごく長くなって

だけど

ずっと一緒にいると

あ、今すごく頭が繋がってる

今の返事は昔の母だ

って、いろんな瞬間を感じることができる。

 

コロコロと笑う母に久しぶりに会えたな。

それはとても嬉しかった。幸せだった。

 

 

妹と

もしかしたらこれが最後かもしれないから

って計画した旅行だったが

春にもう一度

できるかもしれないねって話した。

そしたら母に

満開の桜を見せよう🌸って

忘れちゃうかもだけど

母と妹と三人で約束した。

 

 

その時まで私も

また仕事がんばるね。

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高校演劇PartⅡ

連日、フォンテ通い。

今日も教え子がいる隼人高校の発表を観に。

Yは今回、出演はしないけど

ホンの潤色と演出を担当。

単純明快なのが得意な私には

難解で抽象的なこの物語は

好みから言えば苦手な分野。

でも、たがらこそ

この難しい作品の演出に挑んだYを

すごいと思った。

本の雰囲気に合う演出だと思ったし。

 

2日続けて高校演劇観て思うのは

中学以上に多様性に富んでいて

これ全部観たら

世界観が変わったり広がったり

しそうだなっていうこと。

 

 

そして中学演劇の顧問として思うのは

(いや、違う部活の顧問だとしても多分同じ)

若いあの子たちに

ある分野の入り口を見せるのが

私たちの役割であり

その先があるあの子達の芽を

できるだけまっすぐ伸ばすのが

私たちの努めなんじゃないかなってこと。

決してその分野を嫌いにさせたり

間違ったことをインプットしないようにして

次の場所に行っても

素直に謙虚に

次の指導者の言葉にも

ちゃんと耳を傾けられるように

育てていかないと。と思う。

中学の時に

部活に入っててよかったなって

思ってもらえたら本望だなぁ。