mothers & sons 観劇

LGBTに真正面から取り組んだお芝居。

 原田美枝子が、亡くなったゲイの息子をいまだに受け入れられずに

元パートナーを訪れて

新しい彼のパートナーと、二人で育てている息子にも会い

いろんな話をするんだけどやっぱり結局

「どこかで道を間違えたんだわ」って感じにしか理解できずにほぼラスト3分前を迎え

 

(今日は、ミルクも水もこぼれてしまうというハプニングもあったりして)

 

 

そして迎えるラストシーン。

最後の3分で全てがひっくり返り

ああ、このために今までのシーンがあったのだと思う。

 

 

原田美枝子さんが

すごく綺麗で、

当たり前だけど上手くて

古い頭の押し付け型のお母さんっていう感じがよく出ていて

ふと自分も、そういうところがありはしなかったか、と

不安になったり

反省させられたりするところもあって

でも、時代は変わっていき

人々の心は変化していくんだな、と

変化させながら生きていくんだな、と

全部観終わるとちゃんとそう思えるお芝居になっていました。

 

 

今後、こういうメッセージのお芝居って

増えてくんだろうな、きっと。

久々のサンシャイン劇場も、嬉しかったし💗

(いつも夏はキャラメル、観てたから。)f:id:marchsnow2:20190731180251j:image