『隠し砦の三悪人』@明治座

上川くん目当てで妹と二人分とったチケット。

取った後よく調べてみたら

演出が横内さんで、

六角さんとか北村由海ちゃんとかが出てて、

扉座さんじゃん‼️ってなった。

他にもたくさん扉座の方々が出てらして

すごく懐かしくて嬉しかった。

 

時代劇ものだし、元は黒沢映画だし

ストーリーわかるかなぁって心配だったけど

それは無用だった。

突き詰めればそれは

お宝を持って姫を守る!っていうお話。

上川くんは相変わらず

立ち居振る舞いに品があって

声も良くて、大好きな演技で

本当に好き。

六角さんは百姓の役がものすごく板についてて

多分アドリブか?みたいなのもあって

そこにいることそのものを楽しんでる感じ。

風間くんとの掛け合いもまだ2日目なのに

10年くらい一緒にやってるみたいに 

息があってた。

風間くんは、可愛らしくて少年みたいだった。

やっぱり生の舞台は魅力的だ。

出てる人みんながそこに生きてるこの感じ。

そして、由海ちゃん!

大切な役で出てる。

役になりきりすぎてて、

この人本当にすごいなぁって思う。

 

六郎太の忠誠心と正義感。

雪姫のまっすぐな強さ。

兵衛の正しさ、頼もしさ。

又七と太平の小物感とコメディアンぶり。

竹善の残忍さ、だけど

多分違う方向から見れば違う価値観。

目の前で起きることに対して

どう対処するか。

自分を生きるってどういうことか。

色々思う。

 

なんか、心の洗濯した感じ。

余計なものを洗い流して

明日からまたがんばろうって思える。

 

あー、そして

照明ってやっぱり舞台にとって

ものすごく大事なものなのね、って思った。

顧問として、私はもっと照明を極めたいわー。

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