自分の還暦祝いの日が来た

今まで、何人かの還暦のパーティーとか

定年記念の飲み会とか

企画したり参加したりしてきて

 

 

まず、自分のをやっていただけるとは

思ってなかった。

だって、毎年何人の人が

その日を迎えると思う?

全部やってたらキリがないし

私は最後の5年間って時に転勤して

あんまり何もできずに今のところにいる。

 

 

だけど

5年も前に去ったC中のみんなが

集まってくれて、お祝いしてくれた。

担任していた3年間の仲間と

学年主任の6年間の仲間たち。

 

 

 

何もできなかったと思うし

頼りなかったし

だけど、周りの人たちに助けられて

今思うと本当に充実した

楽しい9年間だった。

 

 

あの頃、なんとなくやっていたことを

今になって褒められたり

私が2年間担任した学級委員のユウを

みんなが思い出して

「あんなに難しかった子を

きちんとしたリーダーにしたね」って

言うけれど

 

 

例えば、ユウは

確かに最初の印象はちょっと反抗的で

オトナを試してきた、けど、

それを受け止めて、受け入れて、

そのあとで目と目を合わせて笑った。

それだけだった。

その最初の一瞬で

ユウは私を信じてくれた。それだけ。

つまり初めからユウは

いい奴だっただけ。

 

 

自分の還暦祝いは

照れ臭くて恥ずかしくて

どう振る舞えば正解か全然わからなかった。

たくさんの人が来てくださったのに

何人かの人としか

きちんと話せなかった。

ごめんなさい。

ちゃんと一人一人と話すべきだった、

と反省する。もう遅いけど。

 

 

だけど、

絶対に幸せな時間になることはわかってたので

みんなに小さなプレゼントは用意して行った。

こんなにありがたく幸せに思ってる

私の気持ちが

どうか伝わりますように、と祈る。

みんながこれから

私みたいに周りに恵まれて

幸せな教員生活を送れますように、と祈る。

 

 

ありがとうございました。皆さん。f:id:marchsnow2:20230329175908j:image
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